Hospice in the Netherlands

2019年6月、オランダユトレヒト州の4件のホスピスを訪問させていただけることになりました。スタッフに方々や、ボランティアに方々にお話を伺います。また、ホスピスボランティアと終末期のスピリチュアリティに関する専門家で、また声楽家でもある、ヨス・サムソンさんにも直接会わせていただく機会を得ました。秋にはそれら体験や学んだことをまとめて、オランダのターミナルケアと終末期スピリチュアリティに関する報告、発表を行います。ターミナルケアに専門的に関わる人だけではなく、一般の方々に理解して共感していただけるような内容にしたいと考えています。命の終わりは、私たち誰にでも訪れます。その意味を考えてみること、その時どんな風に幸せで平穏に日々を迎えられるかと思いをはせてみることは、毎日をいかに生きて行くかという問いへと戻ってゆきます。生きてきたことを確認する最後の数ヶ月。静かで美しい愛のストーリーを作ってゆく人たちのおはなしです。私たちの人生をよりクオリティの高い生き方へと変革する、そんな機会を提供したいと願っています。


東ハリマくらし学校 12月21日 にて講演決定しました。

 
 

人生の最後の家、どこまでも人間らしく暖かく、最後の瞬間まで美しく過ごせるように、という願いからつくられたホスピス。オランダでは、その30年の歴史で、たった4~8人の患者さんを、80~120人のボランティアが支えるほどに充実したものになりました。家族のように付き添いたい、と語る従事者やボランティアの人々との対話に耳を澄まし、美しいホスピスの建物や庭を見ながら、生きる意味と幸せを考えます。

 
 

オランダで訪問したホスピス

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Hospice Heuvelrug

 
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VPTZ Berkenstein

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Hospice KAJAN

 
 
Images of the visiting hospices in June 2019

Images of the visiting hospices in June 2019

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Hospice Kromme Rijnstreek

 
 
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Dood gewoon - 30 jaar hospicezorg

NPO Kruispunt

オランダ テレビドキュメンタリーシリーズ Kruispunt (クラウスプント)で、オランダのホスピスの設立から今にわたるまでの放映がありました。

30年のオランダのホスピスの歴史。オランダでは、現在150のホスピスがあり、その制度は驚くほど進んでいます。番組では、日常のホスピス内の風景、そこで働く人や患者さんの語りが率直に撮られています。また、最初のホスピスの設立者ピーター・スラウス氏へのインタビューのなかで、設立に至る経緯や、彼とキュープラー・ロスの交流についても語られています。