Art & Training

 

子供たちのしあわせのために

人はみんな愛に包まれてこの世に生をもらいました。

子供達が愛の素晴らしさを見失わないために、

もう自殺を考えなくてもいいように、

私たちに何ができるでしょうか?

一緒に考え、一緒に変わってゆきませんか。

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2021年初夏、みなさまへのメッセージ

2019年より、オランダのシュタイナー の学校や、ホスピス 、ケアハウスの様子を紹介しながら、いのちのつながりを心で感じ、私たちの将来をじっくり考えてゆこうという趣旨の講演活動を始めました。きっかけは、日本の子どもの自殺率があまりに多いことを知ってショックを受けたこと。今まで身近に接してきたオランダの子供たちは子ども幸せランキングで毎年世界1位、オランダの国民全体の幸福度も毎年世界4トップ4位以内という、日本社会とのギャプを激しく感じ心が痛んだからでした。日本ではネットワークもまだなく、生まれ育った地元で講演をさせていただいたところ思いのほか良い反響を受け、その後PHP神戸支部の後援での講演や、六甲で震災被害を著しく受けた地域に作られた、共生のための、あすパークさんなどでの連続公演が決まっていましたが、コロナの影響で数回の延期ののちに全てキャンセルとなりました。この秋より、また活動を始められるよう、今準備中です。活動のテーマは、いのちの始まりと終わりが円のようにつながる、そんな、この世界でのいのちの引継ぎです。

 

光のクリスマス

2020, Autumn&Winter New Learning Project

Applying the methodology of National Geographic Education

 

 
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ピアノと英語を学ぶ子供達が、クリスマスの勉強をしました。

クリスマスはいつ、どこで始まったのでしょうか?

私たちは何をお祝いし、どんなことを願うのでしょうか?

彼らが勉強にとりくんでいる姿、美しいイメージで描いてくれた絵、クリスマスが始まった所の地理などを展示します。

12月18日の夕べには、みんなでライトを持ち寄り、ミッフィで有名なブルーナさんの書いた、クリスマスにちなむ英語テキストの朗読と、クリスマスの音楽演奏のつどいをします。

幻想的なクリスマスの雰囲気を、どうぞ味わいに来てください。

 
 
 

このラーニングプロジェクトは、アメリカ・ナショナル・ジオグラフィック社の、世界公認エデュケータープログラムに基づいて作成、実施されています。https://www.nationalgeographic.org/education/professional-development/educator-certification/

プロジェクトの趣旨、内容、学習の過程については、12月19日 (土)、BANBANラジオの Fine Day! (10:00~) にてトークできる機会をいただきました。

コロナ感染症の状況により、やむを得ず演奏のつどいを中止する可能性もございます。そのときは、各生徒の演奏を個別に録画し、一つのビデオを製作します。

 
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Child Education in the Netherlands

Steiner School

2019年 シュタイナースクール訪問




2019年6月、オランダの、まだ出会ったことのないたくさんの方々のご厚意によって、シュタイナー教育を中心としている小学校、幼稚園の訪問をさせていただきました。

また、子供達をその学校に通わせているお母様方にお会いしてお話を聞かせていただいたり、勉強システムやカリキュラムを教えていただいたり、完成した工芸作品を見せていただきながら、家族とのつながりについて語っていただきました。

ブログをお読みください。



ハルモニアルク 〜いのちのサークル

オランダシュタイナー教育とホスピスに関する講演の日程決定 (11/30, 12/21)

 
 

今年6月にオランダで訪問見学したシュタイナー学校とホスピスに関するプレゼンテーションの、最初の開催場所と日程が決定しました。11月と12月に加古川市にある兵庫県委託NPO法人、東ハリマ生活創造センターかこむでの、主催事業、東ハリマ生活学校の講座の一回として行います。11月30日がシュタイナー教育、12月21日がホスピスに関してです。どちらも土曜の夜18時半からで、マインドフルネスのスタイルで1時間半ほどのプレゼンテーションの後、受講生の皆様とお茶を飲みながら交流の時間を持ちます。2回のシリーズを通して、人生の最初と最後の、愛に満ちた心のケアを見ることで、命が循環していること感じる講座です。



11月 20日(土)18:30−20:30 オランダのシュタイナー教育

場所:東ハリマ生活創造センターかこむ 創作工房B

「教育は優秀なコンピュータを作ることではない、豊かな人間性のを養うこと」を理念に置いたシュタイナー教育は、ことし創立100年を迎えます。オランダのメジャー新聞、Volkskrant は、「彼らは普通の学び以上のことを学んでいる」、と高く評価しています。魂の教育が、美しい自然と自由な生活スタイルと結びつき、暖かい愛の中で生きる子供たちが学校で学ぶ様子、教育者の願いを知ります。「教育は優秀なコンピュータを作ることではない、豊かな人間性のを養うこと」を理念に置いたシュタイナー教育は、ことし創立100年を迎えます。オランダのメジャー新聞、Volkskrant は、「彼らは普通の学び以上のことを学んでいる」、と高く評価しています。魂の教育が、美しい自然と自由な生活スタイルと結びつき、暖かい愛の中で生きる子供たちが学校で学ぶ様子、教育者の願いを知ります。

 
 
 
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シュタイナー教育とアントロポソフィー

なぜシュタイナーの学校?と思われるかもしれません。わたし自身シュタイナー教育の学校で育ったわけでも教員免許を持っているわけでもありません。ただ長年住んでいた地域が、国有林の白樺の森の中にある共同体でした。その街に初めて足を踏み入れた時、生まれて初めてやって来た街なのに、心の中に「おかえり」と、聞こえてきました。なぜだかわかりませんが、本当に行くべきところに戻ってきた感じがありました。その後、その土地に住み着いてそこで生きているオランダ人の中で人間として成長をしながら人生を歩んで行きました。競争より個人の特性を探し尊敬する姿勢、美しい自然を大切だと思える豊かな感受性、そしてそれがまた、周囲の人の心や、魂や精神、また人によっては植物や天使と交渉できるような感受性ともなって、歴史的基盤であるキリスト教との融合の中に美しい文化をつくりあげていることを学びました。私たちがここで子供たちの教育という時に、特にあえてシュタイナー独特の宗教観にこだわる必要はありません。現代オランダでのアントロポソフィー(シュタイナー哲学を根底に置く文化)は、自然への畏敬と芸術的な感性、健全で暖かい心のシンボルとして一般社会に浸透しています。オーガニック食材、ハーブ治療による自然治癒、自然と共存する生活スタイル、種々のセラピー、フェアトレードや人種宗教の違いを超えての心の交流に、何よりも、そして直接に強く繋がっています。オランダでも、特にユトレヒト州地域の文化基盤になります。そんな自然に対する崇敬や、感性、心の癒しや芸術の感性の素晴らしさを伝える教育は、私には、取り上げるのに最適だったのです。

アントロポソフィーのインスピレーションに基づく生活スタイルを提供する情報誌 A|M Antroposofie Magazijn

アントロポソフィーのインスピレーションに基づく生活スタイルを提供する情報誌 A|M Antroposofie Magazijn